【読ませる文章の4ポイント】

JUGEMテーマ:最近読んだ本

「読ませる」ための文章センスが身につく本/奥野宜之/実業之日本社

 

本書は読んでもらえて、伝わって、書くのが楽しくなる文章術を紹介しています。

 

著者は独自の情報整理術を公開した『情報は1冊のノートにまとめなさい』(NaNaブックス)で単行本デビューし、メモやノートの活用法から発想法、情報活用、知的生産術まで、わかりやすく書き下した著作は幅広い奥野宜之氏です。

 

本書は以下の4章で構成されています。

第1章 つかむ
第2章 のせる
第3章 転がす
第4章 落とす

 

著者は小学生のころからエッセイや雑誌コラムばかりを読み漁っていた筋金入りの雑文好きです。
なので、本書にもおもしろくて文章センスを磨ける「名文」を提示して、説明してあり、理解しやすいですね。

 

本書のはじめに次のように示しています。

 

”40の例文で『読ませる力』を身につける
本書では、エッセイやコラムといった”雑文”からその手法を学んでいきます。
本書で紹介しているユニークな例文を読んでいるうちに、「文章ってこういうことだったのたか」と、一皮むける瞬間がやってくるはずです。”

 

なるほどと思ったり、思わず笑ってしまう文章もありますので、グッドですね。

 

わたしが、感心したものを以下に3つばかり紹介します。

 

まずは、
”1 断言後の開き直り

どうもこのごろストレスがたまって仕方がないし、不眠も続いている。たぶん、久しく東海林さだおを読んでいないし、デパートの地下の食品売り場にも行っていないからではないか――。そんな読者にぴったりの本が出た。

いささか強引な導入であることを反省するが、本書は東海林さだおがデパートの地下という「食べ物の宮殿」を訪ね、そこで売られている名品のあれこれについて絵日記ふうにつづった一冊である。

 

『水曜日はキツネの書評』/狐/ちくま文庫 ”

 

次は、
”20 漢字で味を整える

以来十何年、私は床屋へゆかないのです。近頃は若いもんが女性化しつつあるとかで、てんでにヘア・ドライヤーなんか持って髪をいじくっている。考えようによっては私の理想とする自然な髪に近づきつつあるようにも思えるが、あのなよなよした連中を見るととうも臍が曲がってしまって、つい私はこころにもないことをいうのだ。

「おい、髪なんか床屋にまかしときゃいいんだ。床屋へいって椅子にかけたら鏡なんか見るな。男らしく大鼾で寝てしまえ。そうして目が覚めたときにだな、鏡の中に赤の他人の顔を発見する。そうしてこの遣る瀬無さをぐっとこらえる。これがおまえ、散髪の醍醐味じゃないか。

 

『女たちよ!』/伊丹十三/新潮文庫 ”

 

最後は、

”30 混乱をそのまま書く

「うまいっ! うまいっ! ヒャー!」
「おいしいっ! おいしいっ! ヒャー!」
炊き立てのご飯にカレーのスパイスがしみ込み、それだけでも十分にOKなのである。鼻を、舌を、じじっ、じじっと甘辛い刺激が攻め立てるのである。じゃがいもが、豚肉が、ホコホコゴロゴロと口の中で辛さを四方八方に放射しながら転がるのだ。スプーンですくえばすくうほど、少なくなっていくカレーの量が惜しくてたまらないのだ。食べたい、だが食べれば減る、どうすりゃいーんだこのオレはよーなどと小学生が遠足のお菓子を前に思うような葛藤に頭をなやませてしまうわけだ。

 

『オーケンのめくるめく脱力旅の世界』/大槻ケンヂ/新潮文庫 ”

 

わたしが、なぜ感心したのかというような、理由を書くことは控えます。
そのまま読んで、気になったというか、うまいなぁと感じたというところです。

 

あなたも本書から好きな、文章を探してみて骨格だけを真似してみると、おもしろい文章が書けるかもです。

 

文章を読んで理解しても、書くとなるとなかなか難しいです。

 

本書の「おわり」に、

”いくら正しくてわかりやすい「明文」であっても、読んでもらえなければ意味がない。というわけで、「明文」の上を目指す人に向けて、文章本を書こうと思った。”

とあります。

 

同感ですね。
「読んでもらえなければ、意味ないじゃん」
ということですね。

 

 

【読ませる文章の4ポイント】は
「つかむ」「のせる」「転がす」「落とす」
ということになります。

 

読後、わたしが書くこのブログの文章が、
「今より少し多くの方に読まれるようになったら、いいなぁ」
と思った、次第です。

 


→ 「読ませる」ための文章センスが身につく本

 

(^.^)/~~~ したっけね。

 

 

 

 


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  • 2017.11.17 Friday
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