人生の手引き書 壁を乗り越える思考法

JUGEMテーマ:ビジネス書

 

 


人生の手引き書 壁を乗り越える思考法/渡部昇一/扶桑社新書

本書は、志をもった人、今、壁を前に佇んでいる人が少しでも前に進むのに役に立つ「説教」をしようというものです。

それは、著者の人生経験からくるものです。

まえがきに、

旧制中学時代、英語の佐藤先生と大学の神藤先生に出合い、我が師と仰ぐ。先生のお話、それは知的生活を営み、人生経験豊かな老人たちからの”説教”であり、かけがえのないとおとい教えであった。その説教こそ、私の人生の羅針盤となったのである。

と示していことから分かりまね。

著者は、元上智大学名誉教授で英語学・言語学に関する専門書のほかに『知的生活の方法』(講談社現代新書)で有名な渡部昇一氏です。

著書には

『知的生活の方法 』(講談社現代新書)

『人生を創る言葉』(致知出版社)

などがあります。

では本書を見ていきましょう。次の6章で構成されています。

第一章 脆弱な自分に気づいたとき
第二章 壁を前に、佇んだとき
第三章 壁を乗り越えるための思考法
第四章 世の中とズレを感じたとき
第五章 重要は判断をしなくてはいけないとき
第六章 幸運を呼ぶ思考法

各章の各々の項目において、著者の体験や文学、日本史、世界史、政治、経済などの幅広い例をあげて説明されています。

わたしが、「なるほど!」と感じた部分を各章ごとに羅列します。

(第一章)

あることに対してクヨクヨと心を悩ませていても、何の問題解決にもならない。 ところが、問題があればあるほど、その解決策を「考え」、問題点をさばいていくことに喜びを感じるようになれば、どんなに忙しく、どんな困難な問題が生じてこようが、健康で陽気に生きていけるのだ。

才能があるかどうかといった評価は、あとの結果に対して人が下すもので、始める前から自分で決め付けるようなものではない。
やると決めたら、断固としてやってみることが大切なのだ。 でなければ、不平不満の生活に甘んじるだけである。 デカルトが言ったように、決断拒否はあやまちの中で最大のもである。
決断を先延ばしにすればするほど、問題は増幅し、悪循環に陥ってしまうのだ。

たしかに努力は大事だ。しかし、断じて努力=価値ではない。 ここを見誤って、努力しないで得たものには価値がないという迷信に染まってしまうと、小恍惚を得ることも、小恍惚を見出すことで成長することもできなくなってしまう。

「これを妬むなら、お前も頑張って成功すればいい。成功しないのは、それだけの努力をしていないからだ」
――このように考えるアメリカ人は、人の成功をねちねちと憎むことが少ないようだ。


(第二章)
おきたことをとやかく責めるのは簡単である。
しかし、もし、それが起きていなかったら、と考えたほうが、物事の真価が見えることもある。
そこには、「そうせざるを得なかった理由が」あるかもしれないのだ。

(第三章)
気配りだけでは大きな仕事はできないから、まずは知力を鍛えることが必要だ。
かと言って、知力だけでも、人の恨みを買って後々失敗する可能性がある。
だから、頭配りを覚えたうえで気配りを添え、そのバランスをうまく取ることが、社会人として大成するポイントになるのだ。

つまいずいたり、運の悪い状況に陥ったときには、そのあらゆる原因を自分に引き寄せて、自分でなんとかできたはずと考えてみることが大切である。


(第四章)
周囲とズレを感じるのは、自分のモノサシを持っているということである。

わからないものをわからないとし、わからないという状態に耐え、本当にわかったものだけをわかったことにする。 周囲に流されない、考える頭を養うためには、この決意が不可欠である。


(第五章)
いくら誠実を装っても、人にはかならず本音と建前がある。 まずは、このことを大前提と考えなければなるまい。
そのうえで言うならば、自分の心の本音と建て前を見極めることこそ、誠実に生きることにつながると言える。

ほかを真似るのは、恥ずかしいことではない。結果として、真似のおおもとが成し得ないような成功を収めたのならそれは自分の力、自分のアイデアだと胸を張っていいのだ。

今いる環境が辛かろうと、それが辛抱に値するかどうかを決めるのは、周囲の流行ではなく、自分自身なのである。
そう覚悟を決めてこそ、我が道が見えるのだ。

以上です。

気になる部分は章により偏りがでますね。
その多い章が、今の自分が求めていることだ、と思います。

現代においては、ある年齢になるとあまり人から怒られたり説教されませんよね。

期待されてないからか、
「そんなこと言われなくてもご存知でしょ?」
ということなのか。

けれど年齢を重ねてベテランの域になっても、気づかないことも、知らないこともありますよね。
もちろん、失敗して、落ち込むこともあるものです。

そんなとき涼しい顔をしていますが、内心はヒヤヒヤ、わきに汗が流れていることだって、あります。

そんなときは本書を読んで、勇気をいただくのがいい。

本書を本棚の奥にしまっておくことをおススメします。

そしてちょっと、つまずいたり迷ったときに当てはまる項目を探して、読んでみましょう。

(^.^)/~~~ したっけね。



人生の手引き書 壁を乗り越える思考法 (扶桑社新書)

 

 


スポンサーサイト

  • 2017.09.20 Wednesday
  • -
  • 19:24
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

コメント
コメントする








   

                

◆応援してね♪

◆ランキング
只今ブログランキングに参加してます♪
応援していただけるとうれしいです。



 
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
 

◆お世話になってます



★自己紹介★

selected entries

◆本を探す


◆読書ツール


★★記事一覧★★


つぶやき

発見、八年前のお気に入りの言葉
読書の秘密を教えます
あなたは、本をどんなふうに選んでいますか?
本にマーキングしますか?


本-読書

読書HAKS
読書は「アウトプット」が99%
読めば読むほど頭がよくなる読書術
「考える力」をつける読書術
定年と読書 知的生き方をめざす発想と方法
王様の速読術
読書が「知識」と「行動」に変わる本
「ビジネス書」のトリセツ
読書をお金に換える技術
本を読むということ〜 自分が変わる読書術

本-ことば

教科書でおぼえた名詩

本-読みもの

ひとり旅は楽し
理系の子〜高校生科学オリンピックの青春
サムライたちの小遣帳
社長のテスト
カラスの親指
白昼の死角
百戦百勝―働き一両・考え五両
げんなり先生発明始末
うそつき無用 げんなり先生発明始末(2)
下町ロケット
百万ドルをとり返せ!
オー・マイ・ガアッ!
歌謡曲の時代
面白すぎる「おもちゃ」研究序説
BETWEEN―ノーマネーand能天気
オロロ畑でつかまえて
アコギなのかリッパなのか −佐倉聖の事件簿−

本-文章術

読書感想文 小学5・6年生
頭のいい人は「短く」伝える

本-行動

東大物理学者が教える「考える力」の鍛え方
コンサルタントの「質問力」
なぜ働かないで年収1億円になれたのか?
面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則
先送りせずにすぐやる人に変わる方法
すぐ結果を出す人の頭の「上手な使い方」
たった5秒思考を変えるだけで、仕事の9割はうまくいく
仕事のできる人の「しないこと」リスト
いつやるか? 今でしょ!
いいことがいっぱい起こる すぐ動く人になる8つのコツ
ポジティブ・チェンジ
多動力
大人はもっと遊びなさい
世界最強の商人
テトラポッドに札束を
パクリジナルの技術
とことん調べる人だけが夢を実現できる
グーグル検索だけでお金持ちになる方法

本-ノウハウ

9割夢がかなう宝地図の秘密
学問のすゝめ
運転テクニックおさらいBOOK
クッキングピープル ちび
はじめてでもよくわかる! 特許・実用新案の手続き
新・片づけ術 断捨離

本-経済

「相場に勝つ」株の名言
60歳までに1億円つくる術

本-北海道

北海道ルール

本-人生

我が闘争
トーマス・エジソン 神の仕事力
50代から本気で遊べば人生は愉しくなる
人生の手引き書 壁を乗り越える思考法
聖の青春
オンリーワン ずっと宇宙に行きたかった
世界の有名人ここだけの話
日本の顔。この歳で何をした!!
あの人は十代二十代の時何をしていたか
「生きる力は日本史に学べ」
40歳から成功した男たち
大失敗にも大不況にも負けなかった社長たちの物語
伝説のニッポン人
トンデモ偉人伝 天才編

◆お気軽にどうぞ♪

Powered by SHINOBI.JP



recent comment

 

others

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM

PR